メッセージ

 
 松戸市で運営してきた親愛の丘が市川の原木の地にも平成31年2月(予定)に誕生します。市川市の南部にはこれまで特別養護老人ホームが少なく地域の方にとっても待ち望まれた利便性の高い施設となる予定です。先立ってオープニングから共に働いていただく職員を募集しています。

 松戸にある親愛の丘は、全室個室ユニット型の特別養護老人ホーム親愛の丘は定員100人で、デイサービス、ショートステイ、ケアプランセンターを併設しています。昨年の4月に親愛の丘は新規オープンし、平成28年1月現在で親愛の丘には90人の方々に入所いただいています。そして本年の目標は大勢の待機者のご期待にこたえるため100人の満室を達成することです。

 昨今特別養護老人ホームの待機者は松戸市内でも1300人とも言われているのでなぜオープンしてすぐに満室にできないのでしょうか。それは介護職員が足りないことにほかなりません。そして、親愛の丘は人数だけ集めればいいというのでなく、職業人としての素養にプラスして介護への思いやそれに通じる何かをもっている人材との出会いもあるので、人材探しは簡単ではないということです。 

 世の中で介護に対する3Kとか労働条件が悪いなどのマイナスイメージが流布されていますが、実際介護現場のスタッフはマイナスイメージにまったくこだわることなく人間の生き死に関われる職業であり、何よりも入所者、利用者の笑顔にいやされる職業としてプライドをもって働いています。
 


 このように、親愛の丘を支えてくれている介護職員の多くは自分の親の介護に携わったり介護の現場をたまたま見聞することで人を大切にすることに意義を見出して介護を志しています。親愛会の「一人ひとりを大切に」という理念のもと多くの介護職員が集まってくれました。異業種からの転職という職員はたくさんいますがそのなかで配送業から転職してくれた30代前半の男性をご紹介しましょう。彼は有難うと感謝される職業にあこがれ配送業につきましたが目まぐるしい忙しさや最近は留守宅が多く、やっと遅い帰宅時間に合わせて荷物を届けても押印をしてもらうとあいさつも無くドアをバタンと閉められ有難うの一言もいただけないことが多く人間不信に陥ったことから、もっと人と触れ合い自分も含め一人ひとりを大切にしあえる職場はないかと思い始めたときに友人の紹介があり親愛の丘での募集に応募しました。親愛会の理念とする「一人ひとりを大切に」が心にぐっと来たというまさに第一印象がよかったのです。彼は現在サブリーダーとして若さあふれるエネルギーとやさしさを入所者の方々に届けてくれています。このような将来性のある人間大好きな介護人材をこの1、2ヶ月で集めなければなりません。親愛会の理念に賛同し一緒に歩んでくれる介護人材、それはあと数人なのです。それで100人の満室を目指せるのです。
 

 ことしは丙申の年、努力したことに対して良い結果が現れるといわれていますので、次の事柄について精一杯尽力したいとおもいます。それは、まず、介護職の良い人材が集まったらしっかり教育し、親愛の丘の介護の質を高める努力をします。そして、入所者の方がここに住んでよかった、幸せであるといってもらえるような施設をめざします。また、デイサービス、ショートステイ、ケアプランセンターが地域でひろく周知されるよう努力し、地域の他事業所との連携を強め、施設が地域に開かれた信頼される介護の拠点となるよう目指したいと思います。
 

社会福祉法人親愛会
理事長 久保柴の